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就職活動体験記    Haas '07 Cさん

前職: Senior Associate, McKinsey and Company (東京)
現職: Senior Manager, Marketplaces Strategy, eBay (San Jose)

こんにちは。
社費でHaasに通っていたのですが、思うところあって転職し現在はシリコンバレーにあるインターネット企業、eBayで働いています。
ここでは簡単に転職までのプロセスと背景、僕の就職活動おけるHaasの役割を紹介したいと思います。


<なぜインターンシップをしたか?>

ビジネススクールはその名の通りビジネスを学ぶところ。そのためには実践に勝るものはないと思います。また自分の興味あるインターネット・ハイテク業界の事業会社で働けるかもしれないということで、とりあえずインターンシップはやりたい! と思っていました。
実際に転職するかどうかはインターンや2年間の生活を通して考えよう、そんな気分でバークレーに来ました。


<どういう企業を受けたか?>

業界は消費者向けにビジネスを行なっているインターネット・ハイテクが中心で、加えてVCやメディア、技術系(?)玩具企業、デザインファームなども少々。とにかく「シリコンバレー的」なものがほとんどでした。
業種は企画・事業開発・プロダクトマネジャー・マーケティング。事業に関わるGeneral Management的なポジションで、少しでもコンサルタントとして培ったスキルが活きるもの。
また、日本人であることとなるべく関係なく勝負したい、スタートアップもいいが単独で動くよりもチームがいる環境でしっかり学びたい。そんな条件もなんとなくありました。

実はここまで絞るとそんなに多くの企業が残らないんですね。


<どういう活動を経てeBayにたどり着いたか?>

もちろん通常の「公式就職活動プロセス」みたいなものは一通り踏みました。Haas規定の準備セミナーに出たりレジュメを提出したりなどなど。前述の通り僕の場合は行きたい業界や職種がほぼ固まっていましたので、興味のある会社の説明会・オフィス訪問・ネットワーキング・業界研究などをしてもそこまで苦じゃありませんでした。むしろ楽しかったというか。

さて活動を通じて気付いたのは至極当然のこと: 「マッチングが全て」

自分のスキルセットや経験とほとんど関係のないところからはオファーが出ませんし、関係あったとしてもちょうど採用側の欲する人材やタイミングと合うかどうかもわかりません。
マッチング=行きたいところ×欲しいところ。自然に企業・業種がかなり絞られました。

そんなわけでインタビューまでは行っても断られること多数。自分の不甲斐なさに「これはまずいな」とへこんだ事もありました。しかし今思い返せばこの失敗から、自分の強みと弱みを知る・自信を持って要点を突いて話す・アメリカのビジネスで何が求められているかを把握して準備する・・・ などの貴重な学びを得ることができました。
あとはマッチングなので縁ですね。

そしてインターンに向けた就職活動も終盤の3月、「行きたい」×「欲しい」の中で残った数少ないポジションの1つがeBay Marketplaces Strategyでした。
僕の場合は結局Campus Recruitingのサイトを入念にチェックしてこのポジションを見つけたのですが、ほとんどの場合この「公式プロセス」だけを頼りにしてはいけません。


<英語はどう克服したのか?>

答えは簡単です。

克服していません。

どうやっても英語力でアメリカ人に勝てるわけはないので、英語そのものを伸ばすよりも(もちろん伸ばせるに越したことはありませんが)、伝えたいことを書き出して練習したり企業・業界研究をしっかりすることに力点を置くほうが効率的だと思います。すると自然に自信が少しは沸いてきて結果英語もスムースになります。
加えて、日本に詳しいことやInternational Candidateであることを強みとしてそれとなくアピールしました。


<Haasだからこそ、という点はあったか?>

まず土地柄って結構バカにできません。もちろん東海岸にいてもシリコンバレーでのインターンは十分可能ですが(トップスクールにいることはほぼ必須ですが)、企業の方々に気軽に話が聞ける・来てもらえる距離にいるというのはかなり重要だと思います。さらに、ネットワークの深さに加えなんとなくこの土地の「風」みたいなものを感じられたのは、自分の将来を見定めるうえで非常に役に立っています。
ネットワークや「風」に関しては、様々な課外活動を通じて得たところが大きかったです。例えばDMEC (Digital Media and Entertainment Club)というクラブに所属していたのですが、土地柄を生かして収集したDigital Media系の情報を仲良く分かち合う(生徒数が少ないのでやりやすい)みたいな雰囲気がありました。

次に、就職へのサポート体制が丁度良かった気がします。決して就職課みたいなところに大勢職員がいるわけではないのですが、生徒数が少ないため1人あたりのサポートが手厚くなっていました。僕の場合はハイテク業界担当のRichと仲良くなり、いろいろ相談したりできたのも良かった点です。

ちなみにeBay Marketplaces StrategyのボスもたまたまHaas出身で、そんな話題で少々盛り上がったのも「Haasのおかげ」のひとつに挙げられるかもしれませんね。


<なぜ転職を決めたのか?>

2年生の終盤になり、縁があったのでしょうインターンをしたグループからオファーが出ました。前職も好きだったので非常に悩みました。
ここでは詳細は述べませんが、ひとつには

チャレンジしないで後悔するよりチャレンジして後悔する方がいい

という信念があったからです。「逃がした魚は大きい」とも言いますが(?)。
また、英語のヘタな生粋の日本人が日本と全く関係のない仕事をシリコンバレーのネット企業でする。わりとレアな機会だと思いました。

レアなことは多くの場合良いことだ

みたいな信念もあったりして、じゃあチャレンジしてみようと決心しました。
こういったやや楽観的な発想もバークレー・ベイエリアによって促進された気がします。


<将来Haas受験を考えている方へ>

西海岸系の企業(ハイテクに限らず)や環境・社会貢献系やスタートアップなどに興味のある方: この経験談からもわかるとおり、Haasはかなりいい選択肢です。
日本に戻られる方: 学びつつ2年間を楽しみたい? バークレーへようこそ。
アメリカでの金融・コンサルティングなどに興味のある方: 就職・転職の面だけからすると地の利を生かすことはできなくなりますが、他の魅力も満載なバークレーにぜひ。

いずれにしろ、自分が何に興味があってMBAでどういう経験をしたくて2年間で将来をどう見定めたいか、それが決まれば自ずとHaasがベストかどうかが見えてくるはずです。
この体験記がみなさまのお役に立ったなら幸いです。Good Luck!

 
 

   

   

 

 
 
 
 

 

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2008 Japanese Students, UC Berkeley, Haas School of Business
 

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